How are you?

 

最近のぼくは、素敵な作品との出会いで、ニートながらもわりと充実してる。

感情の波が寄せてはかえし、太陽と月が巡って日々は過ぎてゆく。

時間が、命が、進んでゆく。

 

人は死んでしまう。

死は希望でも絶望でもある。

それは、この世界で生まれてから積み重ねてきたものが全て無に帰してしまう絶望。

でも、終わりがあるからこそ一瞬の中に輝く命の希望。

死は避けられない。どんな栄華を極めた人も、死は平等に訪れる。

死ねば土に還る。そしてまた新しい命が生れる。

そうやって循環していく。

ひとつの命のあつまりが世界になっていて、互い干渉しあって、そして生と死を繰り返して、そんな大きな循環の繰り返しが世界そのものだ。

 

生きる意味とか、そんなものはぼくにとってはあまり気にならなくて、とにかく自分にとって有意義な時間を過ごせたらいいと思う。

好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。

シンプルでいい。

理由なんかない、好きだから好きだし、嫌いだから嫌い。

そうやって生きたほうが衛生が良い。

そういうのって世間から見れば子供じみてるのかもしれない。

でも、それでいい。

 

ノイズがひどかったので一度静寂の中に自分を置いてみて良かった。

いろんなものがぐちゃぐちゃだったけど、自分の頭でいろいろ考えることは大事だ。

 

数が多いから、声が大きいから、刺激が強いから、それが正しいとは限らない。

自由に行こう、ぼくは羊じゃなくて人間なのだ。

 

自我を芸術に昇華させるって人間の最高の技術だと思う。

その人が残した言葉や音はずっとずっと誰かの心に残り続ける。

外から刺激を受けて、変化して、自分が刺激を生み出して、誰かに影響を与える。

誰かに知ってもらいたいという欲求はとても大切だ。

認知されることは生そのものなのだから。

 

だから、ぼくも誰かに何か与えられたらと思う。

それこそが生きる意味になる。

 

まだまだ、見たいもの、知りたいこと、これからたくさん吸収したい。

命が続く限り。

 

最近見た良かったアニメ

 

台風が過ぎたあとの雲間から射す陽光が好き。

風景、空気のにおい、風の音。

全て洗い流されてまっさらで心地いい。

濁流を眺める白鳥は何を想うのだろう。

 

はじまりのものがたり

最近、創世記の原初の人類のエピソードを読んだ。

ぼくは無宗教なので、聖書は物語のひとつとして楽しんでる。

大昔から書かれているこの文章だけど、今と変わったのは科学による環境だけで人間自身は全然変わってないなと思う。

聖書には人間の本質が著されてる。

 

どうやら男は土の塵から作られて、女は男の肋骨からできたらしい。

で、人類最初の男性はアダム、女性がエヴァ

これは多分知ってる人も多いよね。某漫画の影響で。

 

二人は楽園で平和に過ごしていたんだけど、狡猾な蛇がエヴァを唆して、エヴァとアダム知恵の実を食べてしまった。

この二人の罪に対し、神は罰を与える。

ぼくらが労働したり、お腹を痛めて子供を産んだりするのもこの罪のせいだとか。

今から六千年も前の過失を背負い続けるって、神さまっていうのはとても執念深いな。

そろそろ許してくれてもいいじゃんと思ってしまうのは傲慢だろうか。

 

ところでいつかAIが発達して人類が労働から解放されるかもしれないけれど、その時には神はお許しになったということになるのかな。

人が罰から解放される時代の到来?

それとも、それまでに人類は滅んでいるかもしれないな。

 

もうひとつ、有名なのがカインとアベルという兄弟のものがたり。

農夫のカインと羊飼いのアベルが神様に貢物をして、神様がアベルの貢物にしか目をくれなかったので、これに嫉妬したカインがアベルを殺してしまう。

で、神様が「アベルはどこにいったの?」って尋ねるんだけどカインは「知らないです、俺はあいつの保護者ですか?」と嘘をつく。(もちろんバレる)

神様に対する嘘のつき方が反抗期の中学生みたいで面白いなと思ってしまった。

あと貢物を選り好みした理由はなんなんだろう。

野菜よりお肉が好きだったから?神様、結構人間っぽいところがあるね。

 

ここからはじまってどんどん増える人間とその堕落を見た神様は浄化してしまおうと大洪水を謀る。

有名なノアの箱舟のエピソード。

神様はノアという敬虔な人間は救ってやろうと思って、大洪水を起こすことを伝え船を造るよう忠告する。

ノアは自分の大切な人達と地上にいるあらゆる生物の雌雄を舟にのせて、この大洪水を逃れる。

神様、結構好き嫌いはっきりしてるタイプなのかもしれないな。

 

最後にもうひとつ、バベルの塔

神様は人類にいろんな土地に住むように言ったんだけど、人類は天まで届く塔を作ってみんなそこに住めばいいと計画した。

そこで神様は人類の言葉をバラバラにすることで錯乱させ塔の建設を中止させた。

そして、人類は世界各地へ散らばってゆく。

 

ふーむ、神様が起こしたある行為によって起こる結果はわかるんだけど、理由がわからないんだよな。

「理由?そんなものないですよ、やりたいからやったんです」みたいな感じだったら、それこそ人間みたいだなと思ってしまうな。

※批判というより一個人の疑問ですのでご了承ください( ˘ω˘ )

はじめまして

 

この記事を書いているのは2017年、ぼくはヒトです。

なんだかSFっぽいスタートになってしまったようだ。

最近、冬が近づきつつあって、冷え性で低血圧のぼくには苦手な季節だ。

でも寒いとおいしいと感じる食べ物(シチューとか)もあるので悪いことばかりじゃない。

でもぼくはやっぱり冬が一番苦手だ。

はやく燕がやってこないかな。

寒い国で暮らす人達のように、最初から寒いのが当たり前で家の造り(大きな暖炉とか)もそのようにできてたらそれはそれでまた新しい楽しみ方を見つける者なのだろうか。ロシア人が気の利いた言葉を思いつくのは寒さのおかげかもしれない。

ああ、少し眠いようだよ。

また起きたら話そう。